TAKU氏の事件簿

タクシー車内で繰り広げられるドタバタ劇

タクシーという動く密室空間 2015.11.18

■■■ タクシードライバー TAKU氏の悩み ■■■


気付かぬフリすべきか
窓を開けざるべきか
それが問題だ…


タクシーという動く密室空間


その密室空間が時に地獄と化す


空腹時
後ろよりケンタッキーが香りたち
空腹感に苦しめられる
餓鬼地獄


アルコール匂さが
プンプン車内に充満
叫喚地獄


そして地獄の最大級
襲いかかってくる事もありにけり


世界終わったか…と
思うほどの恐ろしき
「ブッ!!!」の轟音


前振りなく、
逃げ場ない車内へ響き渡るあの轟音


「すいませ〜ん、車内は禁屁なんで
勘弁してもらえせんか?」
などと、誰言える?


音したからと
誰ぞこれみよがしに
窓開けられる?


「へへへっ」じゃ…ないわっ!
うぎゃ〜、へぎゃ〜、やめてくれ〜!


走行に支障を出さぬよう
何もないよう振る舞うが
心の中では
地獄の業火大炎上

心の中での大葛藤


気付かぬフリすべきか
窓を開けざるべきか
それが問題だ…


※この物語は実際にあった事を元にした
フィクションです。
大変ですね…と気の毒がらずに
ただ笑えて頂けたのなら幸いです(^^)

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