TAKU氏の事件簿

タクシー車内で繰り広げられるドタバタ劇

週末渋谷の午前5時 2014.12.3

メイちゃ~ん!!!と稲をなびかせながらネコバスが走り抜けるように
お客さ~ん!!!と枯葉をまき散らせながらナベタクが走り抜けた夜勤明け

徹夜明けでにぎわう週末渋谷の午前5時

男は反対車線でさっそうと手を挙げた

停車し左側のドアを開けて待っていると、
彼は右側のドアを自分で開け乗り込んで来た (・´з`・)

「GO! GO!!」車を出してくれと催促してくる
黒い肌の彼は一言も日本語を話せない模様 (´゚д゚`)

こちらは中学レベルの英会話もままならない… ( 一一)

少しでも難しい言葉は使えない、
あ~だ、こ~だとオーバーな身振り手振りつきで会話を試みる

かろうじて聞き取れるのは
ゴー! ライト! レフト! ストレート! スロー!!!のみ

目的地を言わない彼
どうやら彼も目的地がわからない様子

とにもかくにも頻繁に出てくる単語 スロー!

ゴー!と指示があり進むと、すぐさま スロー!スロー!!という男

超スロースピードで走らされ、左右をキョロキョロし、
写メを撮りどこかに送信をしている様子

どうやら待ち合わせの人に何度も送るものの返事がないようで、
時々イラつきながらファ◎ク…とつぶやく男…

あまりの車移動の遅さに後ろからクラクションを
ならされないかヒヤヒヤしながら車を進ませる

ゴー!スロー ストレート!スロー!
はたから見たら動きがいじょうに遅い挙動不審な車である(゜-゜)

彼の指示が時々進入禁止の場所にもゴーを出す

ダメよ…ダメダメ…と何度もダメ出ししながら車を進ませる

目的地もわからず、彼の指示でどんどん離れていく渋谷

途中で彼もどうしようもないと思ったのか、
ステーション、ステーションと言い出すしまつ

原宿ステーション?、渋谷ステーション?と聞いてみると
渋谷ステーションと答える男

Uターンで駅に向かう
思えば遠くへ来たもんだ…(。-`ω-)

渋谷駅到着、異言語バトル終了

吾輩は日本語オンリーのタクシードライバーである
そこんとこよろしく! (。-`ω-)」

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