突如始まる筋書きなきドラマ 2015.3.31
吾輩はタクシードライバーである。
まだ竹内結子も春子さんも乗せた事はない。
そんな事を妄想するのはまだ あまちゃん なのだろうか…( ̄ー ̄)
桜も咲き乱れ温かさを感じる今日この頃。
静まり返った真夜中、大人の雰囲気を醸し出しだす
男女が顔を近づける五反田、第二京浜沿い。
火事現場、消防車数台で懸命に消火活動している所から
約100メートル離れた少し人気が減った野沢通りで
身体を寄せ合い恋の炎を燃え上がらせてる若き男女の下北沢。
交差点でえいえんと相撲を取り続けている男二人の新宿歌舞伎町。
いたるところで筋書きなきドラマが展開されている。
あれは朝方。新宿十二社(じゅうにそう)通りを北上中。
バス停に立っていたおっちゃんが手を上げた。
乗り込んできてすぐに、おっちゃんの一言。「西新宿!」
その後の続く言葉を待つが、車内に流れるは無言の時間。
思考をめぐらす。ここからだと西新宿5丁目の駅か?
それかそのまま西新宿駅なのか?
それともどこか番地を言い忘れているのか?
差し掛かる交差点、確認のため声をかける。
「西新宿のどちらに向かいますか?」
「う~ん、そうだねぇ。西口の地下でいいやぁ」
( ゚Д゚) 西口の地下…? それって新宿駅西口地下…?
わっ、それっ右方向 じゃ~!(だ~! 岡山弁)
予想してなかった返答に、
俊敏に出来るだけ急ハンドルにならないように、方向転換をはかる。
こちらの緊急事態に対し、のほほ~ん中のおっちゃん ( 一一)
心臓がで~れぇ~(すごく 岡山弁)ドキドキ中の吾輩(゚Д゚;)
省略にもなってない行先の告げ方… (-_-;)
あのコナンでもこの言い方だとわからんじゃろ~ (だろう 岡山弁)と
心の中でおっちゃんに突っ込まずにはいられなかった新宿の朝。
突如始まる筋書きなきドラマ。
それでもせめて行き先はちゃんと伝えてくださいよ~おっちゃ~ん!
(・´з`・)
